大腸全摘 術後の生活

大腸全摘術後

 

7月の下旬に2度目の手術を行いました。

1回目の手術で大腸を全摘し、3か月後の先月の7月にストマを閉じる

手術を行いました。

 

入院期間は8日間と短かったのですが辛い入院生活になりました。

手術が終わった次の日から傷の痛みに耐えながらのリハビリが始まり

合併症への恐怖と怯えながらの生活が始まりました。

 

術後3日後あたりから食事が始まりましたがお腹の心配で食欲も出ず

なかなか食べれませんでした。

それに自力でトイレにも行けず車イスでの移動でした。

 

色々な心配の中でストレスがたまり、体の痙攣まで出るようになり

「もうだめだ」と何回も思いました。

 

退院することだけを考えてひたすらリハビリ、食事など頑張りました。

 

退院後の生活

退院後は3つのことに気を使い生活を始めました。

 

1つ目は「食事の際によく噛むこと」

 1番大切なことだと考えています。

腸閉塞など合併症の予防や腸への負担を和らげるためです。

 

2つ目は「歩いたり、体を動かすこと」

 これも合併症の予防と腸の動きをよくするためです。

 

3つ目は「水分をとること」

 これは自分なりの考えで大腸がない分、脱水になりやすいので

こまめに水分をとるようにしています。

 

大腸全摘をしてみて

大腸全摘をしてみて思ったことは良いこと、嫌なことありますが

僕は「潰瘍性大腸炎」だったので食事制限や再燃の心配から逃れたのは

とても嬉しかったです。

半年から1年間はトイレが近く不便な生活を送りますが1年後には

今よりかは回数も減り、運動もでき、前のような生活が送れると思います。

 

嫌な部分や不安なことは「合併症」です。

唯一の心配事ですが上で書いた通り少しは自分で予防できる部分もあります。

自分でできることはやり、1年後には落ち着いた生活を送り

「手術して良かった」そう思える日がくればいいなと思います。

 

そう思える日まで精一杯、自分の体と向き合い生活したいと思います。