潰瘍性大腸炎 実話をもとに話します。

不治の病と言われる「潰瘍性大腸炎」とは。

・僕の実話を元に話します。

 

僕が去年の7.8月に学校に通っているとき体に異変は訪れました。

最初の異変は血便でした。

初めての経験で少し驚きましたが毎日の辛い訓練や生活習慣の変化だと思いました。

 

しかしその日を境に体調が優れず、軟便や下痢が続き、倦怠感も感じられました。

学校の規則が厳しく病院にもなかなか行けず何回か診察や点滴を打ってもらいました。

その診断結果は「過敏性腸症候群」でした。

 

僕は診断結果も出たので訓練に参加しました。

 

その後、体調が悪化し大学病院に行きました。

そのころには1日に15~20回トイレに通っていました。

血液検査をした結果、先生に緊急入院をするように言われました。

 

細かい検査をした結果「潰瘍性大腸炎」でした。

国に指定された難病の1つで完治しないことを知りました。

 

しかし、この病気は「寛解」と「再燃」を繰り返すことを知りました。

僕は1か月半の入院の末、1度落ち着きました。

 

その時は「辛い治療」と「辛い副作用」を乗り越えてよかったと嬉しかったです。

 

その3か月後、再び異変が訪れました。

お腹の調子が悪く再燃しました。

 

体重は20キロ落ち、食事も水分も取れず、再び潰瘍性大腸炎に詳しい

ほかの病院に緊急入院でした。

 

副作用の強い薬をいくつも試し毎日、採血を行いました。

そのころには体力的にも精神的にも追い込まれていました。

僕の場合、学校時代の治療が遅れたため重症化し薬は効かず

少し落ち着いたものの、また再燃するといわれました。

 

僕は手術を希望しました。

手術とは大腸全摘手術です。

多くの恐怖がありながら、先を見据えての決断でした。

 

術後は体調も落ち着き退院しましたが不自由な生活が続いています。

 

今現在とこれから。。

いまは不自由な生活が続いていますが病気の辛さはありません。

1週間後には2回目の手術があります。

恐怖はありますが病気の辛さに比べたら全然、頑張れます。

 

合併症などありますが乗り越えられるものは乗り越えます。

 

「失ったもの」と「得たもの」

僕は病気になり多くのものを失いました。

正直に言うと失ったもののほうが多いです。

あと1歩で叶いそうだった夢から遠ざかり本当に落ち込んでいます。

 

しかし得たものもあります。

本当にいい先生と出会い、看護婦さんに出会い

いままで当たり前にしていたことが当たり前じゃないことを知りました。

 

薬の副作用、輸血、手術、いろいろな経験をしました。

いろいろ失ったものの僕は生きています。

 

潰瘍性大腸炎の方、ほかの病気の方

大変で辛いことばかりですがきっと落ち着きます。

短縮して記事を書きましたが僕も正直とてもつらかったです。

 

しかし落ち込んでても仕方ありません。

 

辛いことを乗り越えた分、強く優しく生きていけると思います。